ATM療法



・関節(A:アーティキュラー) 腱(T:テンドン) 筋(M:マッスル)に着眼を
・関節は被害者 加害者はバランス調整体だった
・PNFは1軸→AKAは2軸→ATMは3軸 3軸の3次元の張力の調整
・筋紡錘と腱の伸長収縮の生理回復こそが関節へのアプローチ
・意識性筋腹入力から反射性腱入力への移行こそ 無疲労ボディーへの移行
3軸でしか得られない成果
3軸にすることによってそれほど負荷がかからなくなり、関節・腱・筋を傷害することなく痛みなどの症状がとれていく。ATM療法は、腱からの連動を生むためのテクニック(流れをつくるテクニック)です。




四肢の<関節・腱・筋>連動操作
従来のPNF(1軸性)やAKA(2軸性)のテックニックを発展させ、「全身連動反射」を徹底的に追求した中から生まれた3軸性の療法です。Aは関節(articulation)、Tは腱(tendon)、Mは筋肉(muscle)の略です。

PNFやAKAのように「筋」や「関節」など個々のパーツにアプローチするのではなく、「腱」からの全身連動(下肢は足底連動=母趾・足底腱膜、上肢は手掌連動=手指・手掌腱膜)からの連動が治療のポイントになり、運動能力に大きく関わってきます。

「腱」に力が加わると「筋」からの引っ張り力が衝突のショックをやわらげます。また、筋自体にかかる力も分散するため、それほどの負荷がかかりません。

その結果「関節・腱・筋」の傷害することなく痛みなく関節の構成体の生理的正常位置に復元していく療法です。

関節は、靭帯の運動方向の抑制性と骨に付着する「腱」の収縮性と関節間隙の確保状態と関節包の包護コンディションにより運動性が規定されます。

「ATM療法」は、全身の関節運動に適度な張りを復元させて「関節・腱・筋」の負担を軽減させる療法です。自分の「腱」に入力したパワーに比例して関節の「剛性」および「弾性」を高めていく治療です。