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アクティブ人間とパッシブ人間について
「基質認知セラピー」ではその基質型として、ポジティブに自己表現している人を「アクティブ」と呼び、ネガティブに自己表現している人を「パッシブ」と呼びます。

―表現方法―
アクティブ:基質型の前に「a」を付けます。(例:aAO基質型=アクティブエーオーきしつがた)
パッシブ:基質型の前に「p」を付けます。(例:pAO基質型=パッシブエーオーきしつがた)

「アクティブ人間」は「積極的マナー力がある」「相手の立場に立ったパフォーマンスができる」「日常生活雑務の完遂ができている」などの特徴があります。自分の基質の良い部分を出して働き、話の内容を理解して機能的な行動をする「機能系人間」です。

「パッシブ人間」は「演劇をして自分や他人をごまかしている」「他人との闘いに全力を注いでいる」「建設的に物事を考えられず、取り繕いだけで生きている」などの特徴があります。自分の基質の悪い部分を出して、自分は何もしなくても愛される、ここにいるだけで価値のある人間だと「負の自己存在主張」だけをアピールする「存在系人間」です。
アクティブ人間の主な要素
1.FAT(ファット=先頭基質駆動タイプ ※Front-self Active Type)

2.FPP(エフピーピー=積極的演劇子 ※Factor of Positive Performer)
 ・「社会の和」として「相手の立場」に立った「パフォーマンス」。
 ・他者満足の「愛情人間」が装演する。
 ・思い遣りだけで「本心」は決して出さない。
 ・「空間構築」に必要な3原基質(O・A・B)を理解している「大人」が装演する。
 ・正当な自己防衛のためのパフォーマンス。

3.FAM(ファム=積極的マナー力 ※Force of Active Manner)
  機嫌が悪いことがなく気さくで陽気な親しみやすい人であり挨拶をし、礼儀を守り、
  適正な距離感を保っている。積極的マナー力は、自分の身を守る鎧になる。

4.日常生活雑務の完遂
  日常生活雑務の単調な動作の繰り返しに何の苦痛を感じるなくなるところまで
  行き着いている。
  日常生活雑務も他の用事をしながらサッサと当たり前にしてしまう。
  例えばトイレに入ったついでに床を拭き、手を洗ったついでに、洗面台を掃除、
  お風呂に入りながらお風呂の周囲の掃除をしている。

5.機能系人間
  機能を重視し、外見や飾りはマナーと礼儀の範囲だけで話しの内容を聞いて、
   内容で動くことを実践している。
パッシブ人間の主な要素
1.先頭体が未熟(純粋無垢タイプ)
  「AO基質型」の場合、「A」が先頭体で、「O」が後方基質
  (注:「OO基質型」は先頭体をもたない。学習によってA・B基質のような「先頭イメージ体」を造り込む。)

2.COT(コット=後方pO基質被覆タイプ=Covered with passive basematrix O Type)
  先頭基質を使わずに、後方O基質が、先頭基質を「包被」、「被覆」している。
  「敵対行動」に出ること。
  ※SMO(=Soul Mates Counting on OO)O男O女(おーだんおーじょ)
    pO基質に感作して「O男O女」に成る。「OO基質型」でもないのに
    「OO基質型」に見られる。
 
  ・言葉や態度により、人の心を傷つけ、心が壊れるまで貶(おとし)める
   精神的暴力を振るう人。
   「パワー・ハラスメント」や、「モラル・ハラスメント」など
  ・「自分との闘い」を諦め、「人と付き合うフォーメーション」ばかりに「力」を注ぎ、
   「他人との闘い」に全力を注ぐ人。
  ・「虚構演劇」をして、自分や他人をごまかしている人。
  ・建設的に物事を考えられず、取り繕いだけで生きて行こうとしている人。

3.FIP(エフアイピー=愚性模倣演劇装演者=Fooliness Imitate Performer)
  自分にない基質を真似して取り込むこと。(表現方法:FIP-pA, FIP-pB)

4.存在系人間
  自分は何もしなくても愛される、ここにいるだけで価値のある人間だと思っている人間。